引越しは単に荷物を運ぶだけではありません。さまざまな手続きや手配を行って、はじめて新居での生活がスタートします。 ここでは引越しの時のチェックポイントを紹介します。
荷造り用のダンボールが引越し会社によっては十分にない場合もあるので、みかん箱程度の大きさのダンボールはいくつか用意しておきましょう。
また、ガムテープや割れやすい物を包む古新聞を集めておくことも大切です。
入居後に再び家具や電化製品を動かさなくてもよいように、新居のレイアウトプランは引越し前にきちんと考えておきましょう。
固定電話を引いている場合は、NTTの116番へ引っ越す旨を連絡しておきましょう。
また、新居に回線を新設する場合は、引込み工事に本人の立ち合いが必要となるため、引込み工事日の予約をしておきましょう。
新居の最寄りのガス会社営業所にガスの開栓の予約をしておきましょう。
ガスの開栓には、本人の立ち会いが必要なので、早めに日程を決めて予約をしておくとよいでしょう。
引越しをすることが決まったら、お世話になっている人や友人に、引越すことや新住所などを記した転居ハガキを送りましょう。
荷造りをした箱の外側に内容を書いておくことが大切です。
荷造りを引越し会社に依頼している場合には、自分で管理しておきたい最低限の荷物(貴重品など)は、一つにまとめておくと便利です。
現住所の市区町村役場で転出届の手続きを行いましょう。
これは、引越し先の新住所を登録するときに必要となるため、必ず交付してもらいましょう(印鑑を持参)。
現住所の市区町村役場で廃車届の手続きを行いましょう。
新住所では、市区町村役場で車両番号の交付を受ける必要があります。
郵便局の窓口にある転送届に必要事項を記入しポストに投函しておくと、1年間、旧住所に送られてきた郵便物が新住所へ転送されます。
引越し当日、すぐに運搬ができるように水抜きをしておきましょう。
敷金の返還額に影響する場合もあるので、現在の住まいの掃除はしっかり、きちんとしておきましょう。
荷物を運び込む前に、新居全体を拭き掃除しておきましょう。
また、押入れなどの収納部分には、事前に防カビ対策をしておくとよいでしょう。
引越し会社の車やレンタカーは、大家さんや管理会社の指示に従って、ご近所に迷惑をかけないような場所に止めましょう。
事前に駐車場のチェックをしておくことも必要です。
また、搬出した荷物の数や傷みの確認もしておくようにしましょう。
荷下ろしが終わった時点で支払いを行うので、現金を用意しておきましょう。
領収証もきちんともらっておきましょう。
ドアや扉の開閉はスムーズか、エアコンはきちんと作動するか、水回りでは水漏れがないか……などを各設備をきちんと点検しましょう。
故障している場合は、すぐに大家さんか管理会社へ連絡を入れることが必要です。
入居先に置いてある、電気・水道の「入居連絡用ハガキ」に必要事項を記入してポストに投函しましょう。
ハガキが見あたらない場合は、最寄りの営業所に連絡してください(通常、電気・水道はすぐに使用できます)。
また、ガスはあらかじめ予約しておいた日に立ち会い、ガス会社の人に開栓してもらう必要があります。
引越し当日は、簡単な掃除や片付けができるよう、雑巾やゴミ袋を用意しておきましょう。
荷物を搬入した後には、建物の玄関や廊下を散らかしていないか、チェックを忘れずに。